ガンダーラPROJECT

明るい老後を目指すために試行錯誤するブログです。皆さまのご参考になれば何よりです

株式と投資信託について

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

今回は個別株投資と投資信託について書いていきます。

 

この二つの違いは何か?

投資するならどっちがいいのか?

書いていきたいと思います。

 

株とは

 

個別株は証券会社を通じて購入することができます。

また株は購入時に手数料がかかる他は保有に手数料はかからないことが多いです。

 

昔は株券という紙ベースのもので基本証券会社が顧客から預かっていました。

まれに自宅で保管していて盗まれたり失くしたりすることもあったそうです。

カネボウ上場廃止になった後に株券が送られてきたりもしました。

その時初めて株券の実物を目にしましたね。

今は電子化されているので上場企業の紙ベースの株券は廃止になりました。

 

会社は誰のものというと株主のものになります。

なので会社一筋40年勤めても株を持っていないと

会社に対して所有権もなにもありません。

 

投資している会社が解散した際は残った財産は持ち株に応じて分配されます。

また持っている株数分だけ会社に対して権利を行使することができます。

例えば株主総会で議題に題して賛否の票を投じることができます。 

ちなみにその会社の株を1%以上持っていると更なる権利行使を行えます。

 

我々個人株主にとって株主の権利というと配当金の受取があると思います。

他にも会社によっては株主優待を取り入れているところもあります。

yahooファイナンスなどで株主優待のページを開いてみると

その会社の商品券や割引券、クオカードなど様々なものがありますので、

一度ご覧になってみると面白いですよ(^^)

 

株は証券取引場で値段が決まります。

売買する際に必要になるのは、

 

株の銘柄、売買する数量、注文方法です。

 

何を、どれだけ、いくらでってことです。

注文方法もいくらと値段を決めておく指値

値段が決まったらその値で売買する成行があります。

成り行きなら値が付けば売買できますが、

指値は指定した金額にならないと成立しません。

成行だと思わぬ金額になることもありますので、

まずは指値から入った方が無難です。

 

時間外取引や寄付(よりつき)信用取引など細かいところは省きます。

 

株式投資はその会社の将来性を見込んで購入するものですが、

その会社が好きだったり、優待や配当に魅力を感じて購入する人もいます。

私もそのうちの一人ですけども。

 

投資信託とは

 

投資信託を購入する際は証券会社以外でも銀行や郵便局でも購入できます。

こちらは投資家から集めたお金をそのファンドのテーマに沿って

プロが運用するという形になります。

自分はお金だけ出して運用は任せられるので、

初心者には株式投資よりこちらの方がおすすめです。

私はいきなり株を購入してしまいましたが(^^;

 

また大きな違いとしては購入や、解約時に値段が決まっていないということです。

基本的には取引時間中であればその日の終値になります。

なので株式投資のようにいくらと値段を決めることはできません。

 

また投資信託には分配金というものがあります。

これは毎月とか年に一回など定期的にお金が振り込まれるものです。

例えば年金受給者であれば、公的年金は毎月偶数月に振り込まれるので、

分配金を奇数月に受け取れば毎月定期的にお金が受け取れたりします。

ただ問題は債券や預貯金の利息と違い、

あくまでファンドから支払われるということです。

どういうことかというと

基準価格が10,000円で毎月100円分配金が出るファンドがあったとして

ある月は一か月で10,000円が10,200円に増えていたら

100円払っても基準価格は10,100円になります。

 

10,000+200-100=10,100

 

ところがある月は10,000円が10,050円にしかならなかった場合、

分配金は50円かというと、そんなことはなく100円支払われます。

基準価格は9,950円

 

10,000+50-100=9,950

 

元本を割り込んでしまいました。

考え方にもよりますが、なんだか減った元本の手数料分損した気分になります。

 

投資信託は購入時に手数料がかかります。

最近は手数料無料のものも増えてます。

また保有している間は信託報酬という手数料がかかります。

これは保有している限りずっとかかり続けるので

あまり信託報酬が高額なファンドはお勧めしません。

それ以上に基準価格が上がってくれればいいのですが、

それに見合うくらい安定して

上がり続けてくれるファンドもなかなか見当たりませんから。

 

さらに解約時には信託財産留保額という手数料がかかることがあります。

この手数料はかからないファンドもかなりありますが、

選択の基準にするほどもありませんが、

個人的には長期保有するならついているほうが良いと思います。

 

というのもみんなでお金を出し合っていて、

一抜けた!という人がいた場合、その人にお金を返すことになりますが、

預かったお金は現金でそのまま持っているわけではなく、

債券や株式に投資しています。

と言うことは現金化するという手間がかかるので、

そのコストを誰が負担するのかという考えが必要になります。

信託財産留保額が設定されていれば抜ける人に負担してもらえるのでいいのですが、

それがない場合はそのコストを投資した人全員で負担することになります。

最後まで残れば残るほど他人のコストを負担し続けるのであまり面白くありません。

 

また株式と違い最低購入金額が少なく済み

自動積み立てが使えるのも投資の敷居が低くお勧めです。

 

まとめ

優待があったり売買の値段を自分で決められたりと

株式投資には投資信託にはない楽しみがあります。

投資信託は基本プロにお任せなので保有している間はすることがありません。。

 

それでもいきなり株式投資するよりも、

最初のうちは投資信託をコツコツ積立てていく方が

長い目で見たらよい結果につながっていくと思います。

 

次回予告

投資信託の種類や選び方について