ガンダーラPROJECT

明るい老後を目指すために試行錯誤するブログです。皆さまのご参考になれば何よりです

iDeCoについて(基本)

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

今回は前回延期したiDeCoについて書いていきます。

 

 

iDeCoとは

 

退職金や年金を自分で用意してくださいという考えのもとにできた制度です。

利用してもらうためにいろいろな特典があります。

 

人によって上限額も変わってきます。

  掛カ金上限額
第1号被保険者 自営業者 月6.8万円(年81.6万円)
第2号被保険者 確定拠出年金のない会社の会社員 月ツキ2.3万円(年27.6万円)
第2号被保険者 確定拠出年金のある会社の会社員 月2.0万円(年20万円)
第2号被保険者 公務員、確定給付年金加入者

月1.2万円(年14.4万円)

第3号被保険者 第3号被保険者の配偶者等 月額2.3万円(年27.6万円)

 

メリット

 

  1. 掛け金は全額所得控除
  2. 運用益は非課税
  3. 受取時には退職金の控除や年金の控除が受けられる
  4. 加入期間が長いほど一時金での受取が有利
  5. 転職が多い人も安心

 

 所得控除になると例えば所得税が10%の方だと

住民税は10%なので合計で

掛け金の20%が戻ってきます。

 

14.4万円だと20%の28,800円税金が戻ってきます。

高額所得者ほど戻ってくる金額は大きいですが、

所得税を納めていない人にはメリットがありません。

 

転職をしても

勤続年数と違いリセットされないのも利点です。

 

 

デメリット

 

  1. 受け取り方を考えないと節税分をまとめて納めることになる。
  2. なんだかんだと手数料がかかる。
  3. 基本的に60歳まで払戻ができない。
  4. 学生やニート、主夫(婦)など所得税を納めていない人にはメリットが少ない。

 

課税が先延ばしになっているだけなので

受け取るときに税金がかかってきます。

ただし退職金控除が使えるので

巨額の退職金を受け取らないなら税金がかからないこともあります。

 

控除額の計算式

iDeCo利用年数20年以内

 

40万円×年数

 

10年の場合

40万円×10=400万円

この金額まで受け取っても税金はかからない

 

iDeCo利用年数 20年越

 

70万円×(年数-20年)+800万円

 

25年の場合

70万円(25-20)+800万円=1,150万円

となり退職金がない会社なら控除は大きいです。

 

ちなみに超えた分は

超過額の半分が課税対象です。

さらに分離課税なので退職金の金額だけの計算になります。

こちらもありがたいところです。

 

 

まとめ

 

受け取り方は基本的には一時金での受け取りをお勧めします。

退職金の控除が極めて大きいのと

年金受け取りの場合毎回手数料がかかるのと、

その分所得が増えるので医療費の自己負担が増える恐れもあります。

 

国民年金しか加入していない人は年金受け取りのほうが有利な場合もあります。

 

 

次回予告

 

保険は必要?不要?について

NISAについて

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

今回で10記事目になります。

前回から間が空いたのは

10記事めを私の誕生日に合わせたかったからなのです。

今日で47歳になりました。

織田信長なら隠居して孫がいる年ですね。

 

基本熱しやすく冷めやすい性質なので、

良く続いたものだと我ながら感心します。

 

今回はNISAについて書いていきます。

iDeCoについては申し訳ありません。

次回にお話しします。

 

 

NISAとは

 

NISAには2種類あります。

積立NISAと普通のNISAです。

どちらか一つしか選ぶことはできません。

ファイヤーエムブレム エコーズのソニアとディーンみたいな感じです。

ちなみに私はファミコン版も3DS版もソニアを選択しました。

 

どちらを選べばいいのか先に結論を言うと

積立NISAを選んでおけば間違いありません。

ただし私のような中高年以上の年齢(投資できる期間が短い)の方や、

個別株で勝負したい方はNISAも選ぶ余地があります。

 

両者の違いをものすごく簡単に言うとこんな感じです。

 

  NISA 積立NISA
限度額 120万円 40万円
期間 5年間 20年間
非課税
総限度額 600万円 800万円


さらに違いを述べると

NISAは120万円の限度額をその年内であれば

いつ利用しても構いません。

1月に120万円全部利用も可ですし、

毎月10万円ずつでも可です。

 

積立NISAについて詳しく

 

逆に積立NISAは読んで字のごとく

積立をしていくので毎月一定の額を投資していきます。

 

ここで積立NISAに対して疑問点が出てくると思います。

まずは40万円を12か月で割り切りないということと、

年の途中で始めたらどうなるのと言うことです。

 

 

まず積立NISAには毎月の積立上限額と言うのが設けられています。

 

40万円÷12か月=33,333・・・

となるので月の限度額は33,333円になります。

ただし利用する会社によっては1,000円単位での積立と言うところもありますので

その時は33,000円までとなります。

 

仮に33,000円×12か月=396,000円

400,000円-396,000円=4,000円程枠が余りますが

安心してください。

追加で積立の設定ができますので任意の月に+4,000円積立の設定をしてください。

 

年の途中の場合も追加の設定でも問題ありません。

ただし次の年に1月から積立てていくとして、

40万円を超えてしまうようだとエラーになるはずです。

その時は改めて設定をし直すようになります。

もしくは積立NISAを利用している金融機関で

スポット購入ができるようであればそちらを利用するといいです。

これなら翌年に設定をし直さなくて済むので手間が省けます。

 

スポット購入は簡単に言うと好きな時に好きな金額で購入すること。

 

上記の場合で8月から積立NISAを始めた場合

33000円×5か月(8~12月分)=165,000円

積立の追加

400,000円-165,000円=235,000円

 

ただし翌年以降は

33,000円×12か月+235,000円=631,000円

40万円を超えるのでエラーとなり再設定が必要になります。

 

スポット購入

33,000円×5か月+4000円=169,000円

400,000円-169,000円=231,000円

スポット購入で年内に231,000円購入すれば

翌年以降も再設定不要になります。

 

メリット

 

1.NISAのメリットはまずは儲けは全部自分のものにできます。

投資の儲けは本来20%税金として納めなくてはなりません。

(復興税は考慮していません)

要は100万円が150万円になったとしても

150万円全部が手元に残る訳ではなく

 

150万円-100万円=50万円

50万円×0.2=10万円が税金となります。

 

20%は結構大きいですよね。

これが丸々自分のものになるのですから

やらなきゃもったいないです。

 

2.積立NISAの場合はさらにファンドが

初心者用に手数料が無料で信託報酬が低く抑えられています。

これも地味にありがたいです。

 

デメリット

損益通算ができない。

損益通算とは何ぞやと言いますと、

儲けと損を差し引くことです。

 

いファンドで30万円儲け

ろファンドで20万の損失

課税口座であれば

30万円×0.2=6万円の税金がかかりそうですが、

20万円の損失がありますので、

実際にかかる税金は

30万円-20万円=10万円

10万円×0.2=2万円となり

この計算だと税金が1/3になります。

 

NISAはもともと儲けに税金がかからないのと

NISA口座以外の口座と損益通算ができないので

課税口座の儲けをNISA口座の損失で減らすことができません。

 

もう一つ 

メリットでありデメリット

 

では非課税期間が終わった場合はどうなるのかと言うと、

儲けが出ている場合

 

100万円が150万円になっていたら

150万円が購入価格として課税口座に移ります。

 

損失が出ている場合

 

100万円が70万円になっていたら

70万円が購入価格になります。

 

どういうことか

 

課税口座に移動後130万円で売却したら

 

儲けの場合

130万円-150万円=20万円の損失

130万円は手元に残る

 

損してた場合

130万円-70万円=60万の儲け

60万円×0.2=12万円

130万円-12万円=118万円

 

となり同じ100万円で最初購入したのに

12万円の差が出てしまいます。

これが100万円未満だとさらに悲惨で

元本割れした上に税金を納めなくてはならなくなります。

 

まとめ

 

NISAを利用する際は

長い目で見ていきましょう

一攫千金も悪くありませんが、

損失を出してしまうと

非課税の意味がなくなってしまいます。

さらに税金の面でも課税口座より不利になってしまいます。

 

そのため投資期間が取れるのであれば積立NISAをお勧めしています。

 

新型NISAはまだ先のことなので割愛しています。

次回予告

 

今度こそiDeCoについて書いていきます。

勤労者ならNISA以上にやらない手はありませんよ。

(投資初心者対象)投資信託の種類と選び方

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

今回は投資信託の種類と選び方について書いていきたいと思います。

 

 

投資信託にはどんな種類があるのか

 

投資信託は投資する種類によって

大きく分けて2つあります。

債券のみを投資対象とする公社債投資信託

株を一部でも含む株式投資信託。

他にも不動産や金などを含むものもあります。

日本国内のみを投資対象とするものもありますし、

海外の先進国や新興国へ投資することもできます。

 

現在のような超低金利時代では国内債券のみへの投資は

手数料がかかる割にリターンが少なくお勧めできないです。

海外は日本より金利が高い国もありますが、

為替リスクもありますのでやはりあまりお勧めしません。

もしこれらに投資したいのであれば債権そのものを購入した方が良いと思います。

満期まで無事過ごせれば現地通貨で元本が戻ってきますし。

 

また投資の方針として

インデックスファンドとアクティブファンドがあります。

インデックスファンドは

指標に連動する値動きをしてくれます。

例えば日経平均に採用されている株と同じ銘柄を同じ比率で購入すれば、

日経平均と同じ値動きになります。

運用者の手腕を必要としないので信託報酬等は安く抑えられています。

 

アクティブファンドは

運用者の才覚で投資を行うので当たれば

インデックスファンドよりも儲けが大きいですが、

その分信託報酬等は高めです。

出資する側もよいファンドを見極める目が必要になります。

私はアクティブファンドで儲けが出た記憶がありません(泣)

 

また他にも株式や不動産、債券などを含んだバランス型ファンドもあります。

これ一つ買えば株にも不動産にも債券にも投資できるので、

お手軽に分散投資ができます。

食事で言ったら定食みたいなものです。

丼物より栄養バランスがとれていますよね(^^)

ただ値動きがあまり大きくないのがメリットでありデメリットにもなります。

 

私はNISAで最初バランス型を買いましたが、

運用益がどれだけ出ても非課税なのだから

もっと値動きの大きいものを購入した方が良かったかなと思っています。

 

 

最初は何を買えばいいのか?

 

好きなのを購入してくださいだと終ってしまいますので、

私がおすすめするとしたら分散投資をお勧めします。

 

有名な話なので皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、

一つの籠に卵を盛るなと言われています。

全部の卵を一つの籠に入れてしまうと、

うっかり籠を落としたら卵が全部割れてしまう恐れがあるからです。

いくつかの籠に分けて運べば、全部が割れる可能性はぐっと低くなります。

 

分散投資とは金額、時間と投資対象を分けるということです。

 

同じような値動きをする商品を一度に購入してしまいますと、

上がる時はいいですが下がってしまったときは目も当てられません。

 

例を挙げると債券と株式は互いが反対の値動きをします。

債券が欲しい人が多いときは、その分株式市場に流れるお金が減るので、

株価は値下がりします。

株式が欲しい人が多い時には当然債券市場に流れるお金が減るので、

債券価格は下がります。

 

大きく上がらない代わりに大きな値下がりも起こりにくくなります。

 

金額、時間の分散は

 

一度に全額を投資するのではなく、

時期をずらして少しずつ購入することです。

積立投資がこれにあたります。

 

例えばこれが戦争であれば戦力の逐次投入はとんだ愚策ですが、

こと投資に関しては時間を分散できるため有効な手段です。

 

結局何を買えばいいのかと言うと

最初に購入でおすすめなのは

積立でバランス型ファンド購入です。

これ一つでいろいろな投資対象を一度に購入できるため、

あれこれ悩まなくていいからです。

問題点は値動きが抑えられるため、

大きなリターンが期待できない点と、

いろいろなものに投資ししているので、

上がり下がりの要因がわかりにくいです。

 

解消法としては値動きが欲しいときは株式の比率が高めのものを購入しましょう!

私は国内債券の比率が少ないものを探して購入したりもしていました。

ゼロ金利の債権を手数料払って購入するのがバカらしかったためです。

 

値動きは長い目で見てあまり気にしないようにするか、

逆に送られてくる報告書を熟読して金融知識を高めるのもいいと思います。

蓄えた知識は無駄にはなりません。

少なくともソシャゲの攻略データより、人生において役に立ちます(^^)

 

もしくはいっそのこと株式のインデックスファンドを購入してもいいかもしれません。

バランス型よりも手数料が低めですし、

米国のダウ平均などは基本右肩上がりです。

ただ値動きは組み込まれている株式に連動するので

株式市場全体が冷え込んだときは我慢の時期になります。

あと円高の時期も値下がり要因なので注意が必要です。

まとめ

 投資信託の種類は債券だけに投資している公社債投資信託

株式も含む株式投資信託があります。

さらに指標に連動するインデックス型と

それを上回るリターンを目標とするアクティブ型があります。

投資の基本は分散投資なので最初はバランス型や

手数料の低いインデックス型をお勧めします。

長期投資になると思いますので、

手数料が高いとじわじわ効いてきます。

 

おすすめは購入手数料は無料で、

信託報酬はバランス型なら0.5%以内

株式インデックス型なら年0.3%以内

のファンドをお勧めします。

次回予告

NISAと積立NISA、おまけでIDeCoについて

 

株式と投資信託について

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

今回は個別株投資と投資信託について書いていきます。

 

この二つの違いは何か?

投資するならどっちがいいのか?

書いていきたいと思います。

 

株とは

 

個別株は証券会社を通じて購入することができます。

また株は購入時に手数料がかかる他は保有に手数料はかからないことが多いです。

 

昔は株券という紙ベースのもので基本証券会社が顧客から預かっていました。

まれに自宅で保管していて盗まれたり失くしたりすることもあったそうです。

カネボウ上場廃止になった後に株券が送られてきたりもしました。

その時初めて株券の実物を目にしましたね。

今は電子化されているので上場企業の紙ベースの株券は廃止になりました。

 

会社は誰のものというと株主のものになります。

なので会社一筋40年勤めても株を持っていないと

会社に対して所有権もなにもありません。

 

投資している会社が解散した際は残った財産は持ち株に応じて分配されます。

また持っている株数分だけ会社に対して権利を行使することができます。

例えば株主総会で議題に題して賛否の票を投じることができます。 

ちなみにその会社の株を1%以上持っていると更なる権利行使を行えます。

 

我々個人株主にとって株主の権利というと配当金の受取があると思います。

他にも会社によっては株主優待を取り入れているところもあります。

yahooファイナンスなどで株主優待のページを開いてみると

その会社の商品券や割引券、クオカードなど様々なものがありますので、

一度ご覧になってみると面白いですよ(^^)

 

株は証券取引場で値段が決まります。

売買する際に必要になるのは、

 

株の銘柄、売買する数量、注文方法です。

 

何を、どれだけ、いくらでってことです。

注文方法もいくらと値段を決めておく指値

値段が決まったらその値で売買する成行があります。

成り行きなら値が付けば売買できますが、

指値は指定した金額にならないと成立しません。

成行だと思わぬ金額になることもありますので、

まずは指値から入った方が無難です。

 

時間外取引や寄付(よりつき)信用取引など細かいところは省きます。

 

株式投資はその会社の将来性を見込んで購入するものですが、

その会社が好きだったり、優待や配当に魅力を感じて購入する人もいます。

私もそのうちの一人ですけども。

 

投資信託とは

 

投資信託を購入する際は証券会社以外でも銀行や郵便局でも購入できます。

こちらは投資家から集めたお金をそのファンドのテーマに沿って

プロが運用するという形になります。

自分はお金だけ出して運用は任せられるので、

初心者には株式投資よりこちらの方がおすすめです。

私はいきなり株を購入してしまいましたが(^^;

 

また大きな違いとしては購入や、解約時に値段が決まっていないということです。

基本的には取引時間中であればその日の終値になります。

なので株式投資のようにいくらと値段を決めることはできません。

 

また投資信託には分配金というものがあります。

これは毎月とか年に一回など定期的にお金が振り込まれるものです。

例えば年金受給者であれば、公的年金は毎月偶数月に振り込まれるので、

分配金を奇数月に受け取れば毎月定期的にお金が受け取れたりします。

ただ問題は債券や預貯金の利息と違い、

あくまでファンドから支払われるということです。

どういうことかというと

基準価格が10,000円で毎月100円分配金が出るファンドがあったとして

ある月は一か月で10,000円が10,200円に増えていたら

100円払っても基準価格は10,100円になります。

 

10,000+200-100=10,100

 

ところがある月は10,000円が10,050円にしかならなかった場合、

分配金は50円かというと、そんなことはなく100円支払われます。

基準価格は9,950円

 

10,000+50-100=9,950

 

元本を割り込んでしまいました。

考え方にもよりますが、なんだか減った元本の手数料分損した気分になります。

 

投資信託は購入時に手数料がかかります。

最近は手数料無料のものも増えてます。

また保有している間は信託報酬という手数料がかかります。

これは保有している限りずっとかかり続けるので

あまり信託報酬が高額なファンドはお勧めしません。

それ以上に基準価格が上がってくれればいいのですが、

それに見合うくらい安定して

上がり続けてくれるファンドもなかなか見当たりませんから。

 

さらに解約時には信託財産留保額という手数料がかかることがあります。

この手数料はかからないファンドもかなりありますが、

選択の基準にするほどもありませんが、

個人的には長期保有するならついているほうが良いと思います。

 

というのもみんなでお金を出し合っていて、

一抜けた!という人がいた場合、その人にお金を返すことになりますが、

預かったお金は現金でそのまま持っているわけではなく、

債券や株式に投資しています。

と言うことは現金化するという手間がかかるので、

そのコストを誰が負担するのかという考えが必要になります。

信託財産留保額が設定されていれば抜ける人に負担してもらえるのでいいのですが、

それがない場合はそのコストを投資した人全員で負担することになります。

最後まで残れば残るほど他人のコストを負担し続けるのであまり面白くありません。

 

また株式と違い最低購入金額が少なく済み

自動積み立てが使えるのも投資の敷居が低くお勧めです。

 

まとめ

優待があったり売買の値段を自分で決められたりと

株式投資には投資信託にはない楽しみがあります。

投資信託は基本プロにお任せなので保有している間はすることがありません。。

 

それでもいきなり株式投資するよりも、

最初のうちは投資信託をコツコツ積立てていく方が

長い目で見たらよい結果につながっていくと思います。

 

次回予告

投資信託の種類や選び方について

 

投資を始めたきっかけ

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

私が投資に興味を持ったのは、

ファミコンの松本亨の株式必勝学でした。

ゲーム自体は途中でやめてしまいましたが、

1.2どちらもプレイしました。

チャート見るだけでもお金がかかる仕様は

現実でもそうだったのかなと未だに謎です。

その時はまだ現実に投資したいなんて思っていませんでした。

すぐに別のゲームに興味が移っていましたし。

 

その後中学3年生の時に社会科の授業で株について

先生が話してくれた時もありました。

当時はバブル景気に日本国中が沸いているときで、

株もほとんどが1000株単位でも売買でした。

当時の先生が言うにはそのうち株を買うには100万以上必要と言われてましたね。

授業の一環で新聞を読むということがあり、

当時は友人がいた私は仲間内で株式の売買ごっこをしていました。

4人で行っていましたが、

さすがはバブル時代!儲けにこそ差があったものの全員がプラスでした。

とりあえず株さえ買っておけば儲かるいい時代だったのでしょう。

その時に株式投資や株主というものに淡いあこがれを抱いていたと思います。

 

その後高校進学と同時に友達がいなくなり就職をしました。

ちなみに500人以上いた卒業生の進路で就職を選んだのは私を含めて5人だけでした。

3割が4年制大学で2割が専門学校や短大へ進学し残りは浪人という

大学全入時代の今では信じられないような状況でした。

数だけは多い団塊ジュニア世代は

その後ロスジェネとなり今なお不遇の時代を歩んでいます。

 

そう思えば大学進学をあきらめ(受験に失敗)

高卒で就職をしたのは悪くない選択だったのかもしれません。

その職場も三年足らずでやめてしまいましたが(^^;

やめた職場が自衛隊だったため、

100万以上の現金が手元にありました。

このお金が後に株式投資への資金になりました。

その後今の会社に再就職をしました。

当時はバブルがはじけた影響が出始めて

高卒のほうが就職しやすい環境だった気がします。

その分給料は安いですが。

 

自衛隊と違い再就職した職場は勤務時間以外は自由でしたので、

自衛隊の時は上陸できるのはそれなりに特別なことでした)

思い切って証券会社に足を運びました。

 

普段着で行って平気なのかなとか?

追い返されたりしないかなと、

銀行や郵便局の何倍も緊張しました。

この緊張感は初めてあれな本を購入したときに匹敵するほどでした。

実際のところは中に入ってしまえば、

すぐに案内され書類を記入して口座の開設ができました。

その時購入したのは中学時代の株式売買ごっこ

調子のよかったセガの株を買いました。

26万くらいで買ってしばらく20万を割り込んでいましたが、

最終的には40万で売れてとてもうれしかったのを覚えています。

もしここで損失を出していたら、投資からは手を引いていたと思います。

 

以上が私が投資に興味を持ってから実践するまでの流れです。

 

投資をすることで自分の資産について考えるようになっていると思います。

それといろいろなことに興味を持つようになりました。

 

最初から投資をする必要はありませんが、

なるべく早く始めるほうが、時間を味方につけられるのでお勧めです。

国も貯蓄から投資へと背中を押してくれています。

 

今はソシャゲの課金よりも少ない金額から

気軽に投資が始められますし、

店舗や新聞に頼らなくても情報収集から、

口座開設申し込みに売買までネットでできて正直うらやましいです。

 

次回予告

 

個別株式と投資信託について

投資の失敗談(損失額付き)

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

 

今回は私が今まで投資してきた中でも、

悔やんでも悔やみきれない失敗談を紹介していきます。

この記事を読まれた方には、他山の石としていただければ幸いです。

 

 

カネボウ

 

まずはカネボウ株からです。

カネボウが確か粉飾決算上場廃止になる際に

再上場もしくはカネボウが持っている資産の分配を期待して

1,800株を約60万円で購入しました。一株当たり330円ちょっとです。

結果、世の中そんなに甘くなくカネボウの大株主の投資会社によりカネボウは吸収され

我々個人株主の持ち株は一株162円で引き取られることになりました。

被害者の会などにも入り抵抗しましたが、

私が加入したときには時すでに遅く異議申し立てもできず、

時間と金だけがかかり、

最終的には一株130円程になりました。

弁護士費用も含めると40万円を超える損失を出してしまいましたね。

投資会社の狡猾さが身に沁みました。

申し立てができた人たちはその後どうなったのでしょうか?

損失40万円以上

 

グリーンシート投資

 

グリーンシート銘柄とは非上場の株を市場で売買できる制度で、

一攫千金を狙って3銘柄425,000円投資しました。

結果は上場をした株は0です。

グリーンシート銘柄を扱っていた

ディーブレイン証券株も買いましたが、

売買初日に経営上の悪材料が出て

いきなり暴落し、なんだかんだで最終的には

22万円が1万くらいで強制買取になりました。

その他の銘柄もすでに購入金額分は損失として考えています。

グリーンシータ銘柄で儲かった人ってどのくらいいたんでしょう?

ただひたすらハイリスクだった記憶しかないです。

損失415,000円

 

マカオ投資

 

もう10年以上前になるでしょうか。

中国株を取り扱っている証券会社で

マカオへの投資を募集しており100万円ほど出資しました。

こちらも最初からひたすら右肩下がりで結局1/3程になったところで損切りしました。

所有している不動産価格が下がりましたって、

レポートしか見た記憶がないです(^^;

今から思うとなんでこんなのに出資したのか謎です。

 

損失67万円

 

 FX

 

リーマンショック後、ポイントサイトでFX口座を開設して

取引したら1万円以上もらえる案件があって

最初はそれ狙いで始めたのですが、

途中でスワップポイントで儲けられると知り

 

スワップポイントとは二国間の金利差により、

利息のようなものを払ったりもらったりできる制度

基本的に金利の高い国の通貨を持っているとお金がもらえ、

逆だとお金を払う。

しかも証券会社によって金額にばらつきがあったため

 

例えばスワップポイントがA社で30円でB社が10円だとすると

B社で10円払いA社で30円もらえるようにすると

差し引き毎日20円儲かる

為替リスクもほぼ0だしぼろもうけだと思ったのですが、

ポイントがしょっちゅう変更になりすぐに頓挫しました。

それならばと頻繁に取引を繰り返すも大敗!

1万円もらってやめておけばよかった。

 

損失は27万円ほどに

 

みんなのクレジット

 

これもポイントサイトで

みんなのクレジットで出資するとお金がもらえるというものでした。

どんなものかというと

案件ごとにそれぞれの会社への融資募集があり

応募すると1年で10%近いリターンがあり、

しかも多額の出資をすればするほど現金がバックされるというものでした。

欲をかいて3度ほど合せて145万円ほど出資しました。

この会社のあくどいところは集めたお金を融資に回したのではなく、

毎月の配当や募集時のキャッシュバックに回しておりほとんど融資に充てていなかった点である。

今なお係争中ではありますが、勝てる見込みはほぼないです。

お金もどこに消えたのやら。

キャッシュバック等合わせても10万円も戻ってきていません。

 

損失約135万円

 

合計損失額

3,105,000円

 

まとめというか教訓

 

いずれの事例であっても

投資の王道からはかけ離れたものでした。

変わったものほど目につきやすいですが、

コアはしっかり地に足のついた投資にしましょう。

自分へもそう言い聞かせています。

 

うまい話には裏がある、絶対騙されないぞと思っていても

騙されるときは騙されますし、

また一攫千金はみんなが望んでいますが、

実際に手にできる人はごくごくわずかでしょう。

大成功者の話より、しょぼい失敗者から学ぶ方が

皆さんの得るものは多いと思います。

 

次回予告

 

投資を始めたきっかけについて

 

家計の見直し

ようこそガンダーラPROJECTへ

 

 

今日は私の家計簿の見直せるところを探してみようと思う。

無駄遣いはしていないとは思うが、

改めて図にしてみることで何かわかることがあるかもしれない。

 

 

家計簿

 

  4月分 5月分
給料 115,344 112,077
ポイント還元 4,953 778
携帯料金 1,280 1,214
電気料金 6,351 6,300
水道料金 4,699  
ガス料金 9,722 7,783
NTT 6,667 6,761
NHK 2,065 2,065
保険料 6,821 6,821
プロバイダー料金 1,595 1,595
食費 26,790 28,962
お菓子代   399
雑費 14,544 7,729
ゲーム代   3,499
ふるさと納税 10,000  
外食 471 407
FP 2,492 2,492
26,800 36,828

 

まずはいくら手取りとは言え

初老過ぎのフルタイム正社員にしては少ないと思われるでしょうが、

財形などの天引きがあるためです。

 

ポイント還元はPaypayやTポイントの付与分です。

4月分が随分多いですが、

きっとそれ以前に何か大きな買い物をしたのでしょう。

実はよく覚えていないです(^^;

以上の二点を収入としています。

 

支出の方は

携帯料金は

 

電気料金はエアコンが壊れたままなので冬のほうが高いです。

 

水道料金は上下水道込みで二か月分まとめて引落なのでこんな感じです。

 

ガス代も冬が一番高いので夏に向けてどんどん下がっていきます。

 

電話代はフレッツ光を使っているので毎日このくらいになります。

ポイントがもらえるので

それを考慮するともう500円くらい安くなります。

 

NHKと保険料は年払いなので単純に12で割っています。

 

プロバイダー料金はヤフーBBですが、

以前ソフトバンクグループ(9984)の優待で

ホワイトプランともども無料だったので

年3万くらいの負担増になって悲しいです。

おまけに株を売ったら大きく値上がりして泣きっ面に蜂です・・・。

 

食費は思っていたよりかかっていました。

食費はいくらでも安くあげることはできるけど、

この年になると健康面にも気を遣うようになり、

健康にいいと言われるものを色々食べるようになったせいかも。

 

お菓子代は新作のケーキを食べただけです。

 

雑費はその他諸々ですが、

ちょうど花の苗や果樹の苗木、肥料など

ガーデニング用品を購入したためそこそこの支出になっています。

 

ゲーム代は趣味ですね。

ソシャゲの課金やゲームソフトを買ったりしました。

ほどほどを心がけています。

ソシャゲを辞めれば時間とお金が浮くかなとは思いますが、

人生の慰めも失いそうです(^^;

 

ふるさと納税はそのままです。

 

外食の金額が極端に少ないのは、

株の優待券を使って端数を払っているためです。

コロナの影響で優待の改悪が続いているので早く収束してほしいです。

 

FPはFP協会への会費や単位認定試験の料金を月ごとに均しただけです。

 

家計の見直し

家計の見直しの定番と言えば、

通信費と保険ですが、

携帯料金の方はさすがに削りようがないので、

固定電話とフレッツ光になります。

光回線も多少は安いところはありますが、

回線やプロバイダーを変えるとログインの設定をし直したりと

面倒なので放置してます。

ただ固定電話はほとんど使っていないので、

削るとしたらこの部分になりますね。

 

保険料は考え方によりけりです。

まずがん保険ですが、

現役時代(20~64歳)にがんに罹患する確率は約1/7ほどです。

さらにそのうちの1~2割が無茶苦茶進行が速いがんであり、

検診で早期発見するのも難しいそうです。

間をとって1.5割とすると1/7×15/100=15/700=0.0214・・・

毎年検診を受けていたとしても50人に一人くらいはがんが進行してしまいそうですし、

そもそものがん検診の受診率が4割程度なので、

実際の人数はもっと多いでしょう。

 

また男性のがん患者は55歳から急激に増えます。

47歳にならんとする私ではそんな遠い未来の話でもありません。

現役時代にがんになってしまうと、

日本の手厚い社会保障で入院や放射線、手術の治療費はともかくとして

今まで通りの働き方ができるかどうかは不明なので、

金銭的ダメージは大きくなる可能性があります。

なのでがん保険は人生の必要経費と考えて加入しています。

 

もし加入するなら抗がん剤治療に対する補償があるものをお勧めします。

入院や手術は他の保険で対処できる可能性があるからです。

 

たとえがんになってもがん検診と人間ドックで早期発見できるし、

高額療養費制度もあるから、

保険料の分は貯金なり投資して備えたほうがましだという考えもありだと思います。

ただ浮いたお金を浪費してしまうのはお勧めはしません。

いざという時に選択肢がないのはつらいですし、

ましてや家族がいる身の方でしたらなおさらです。

 

その他の保険はただ死亡保障のためだけに払っています。

入院や手術の保障がある終身保険は全払い済みです。

子供も配偶者もいない身では、

死亡保障なんて何の役にも立ちませんが、

54歳で支払いが終わるのと、

そのまま放置しておくと

毎年3%ほど解約返戻金が増えるため

放置したほうが得に思えるためです。

 

今の低金利時代では医療保障重視の保険がおすすめです。

現役世代がけがや病気で働けなくなると、

収入が減るということは忘れないでください。

病休があっても収入は減りますから。

 

まとめ

 

結局固定電話くらいしか見直せるところがありませんでした。

なんだかんだと自分に甘いのが問題かな(^^;

 

もしこの記事をご覧になった方が自分はどこを切り詰めればいいんだと思われたら、

使わないもの必要のないものは切り詰めていきましょう。

ただ家族がいる方は家族と話し合いましょう。

あなたには必要のないものでも家族にとっては違うかもしれませんから。

 

欲しいと思ったものはその場で買わずにネットで調べて

値段が適正か調べてから購入した方がいいでしょう。

案外調べているうちに熱が冷めるかもしれませんよ(^^)

 

次回予告

 

過去の投資の失敗談にでもしましょうか